Prenatal testing出生前検査
当院は日本医学会の認証施設として、NIPT(新型出生前診断)・クアトロテスト・羊水検査の3つの選択肢をご用意しています。当院を受診されている方を対象にさせていただいております。
| 項目 | NIPT (新型出生前診断) |
クアトロテスト (母体血清マーカー) |
羊水検査 |
|---|---|---|---|
| 検査の性質 | 非確定的検査 (ふるい分け) |
非確定的検査 (ふるい分け) |
確定的検査 (確定診断) |
| 検査方法 | お母さんの採血のみ | お母さんの採血のみ | お腹に細い針を刺して羊水を採取 |
| 対象疾患 | 21・18・13トリソミー (ダウン症候群など3つの染色体変化) |
21・18 開放性神経管奇形 |
染色体の数的・構造的異常全般 |
| 可能時期 | 妊娠10週0日~15週頃 | 妊娠15週0日~16週頃 | 妊娠16週0日~18週頃 |
| 検査の精度 | 「陰性」のときは99.9%異常なし | 確率で表示 (例えば1/1500) |
100% |
| 流産リスク | ゼロ (採血のみ) |
ゼロ (採血のみ) |
約0.3% (約300人に 1人) |
| 費用(自費) ※税込み |
100,000円 (カウンセリング料別途 5,000円) |
18,000円 | 110,000円 |
| 陽性時の対応 | 確定のためには 羊水検査(無料) |
確定のためには 羊水検査(110,000円) |
確定診断となるため 次の検査は不要 |
各検査の特徴と限界
NIPT(新型出生前診断)
お母さんの血液中に浮遊している赤ちゃんのDNA断片を分析する検査です。
- 特徴
-
妊娠10週という早い段階から採血のみで検査でき、赤ちゃんへの流産リスクはゼロです。
「陰性」が出た場合の的中率は99.9%以上と極めて信頼性が高いのが最大の特徴です。 - 知っておくべき限界
-
21・18・13 トリソミーのみの検査です。
すべての疾患がわかるわけではありません(先天性心疾患や発達障害などは対象外です)。また、「非確定的検査」であるため、陽性となった場合は診断を確定させるために羊水検査を行う必要があります。 - 当院の保障
- 当院でNIPTを受検され、万が一陽性の判定が出た場合の確定「羊水検査(通常110,000円)」は、当院にて無料(追加費用なし)で実施いたします。
NIPT(新型出生前診断)の受検の流れ
受検条件やカウンセリングの実施要件は、日本医学会の指定条件に準拠しています。
- *ご相談
-
妊娠9週~10週頃
妊婦健診時に医師へ「NIPTの説明を希望」とお伝えください。
- *事前遺伝カウンセリング
-
日本医学会の規定に基づき、専門の医師がご説明いたします。
- *採血検査
-
妊娠10週0日以降
お母さんの腕から少量の血液を採取します(流産リスクゼロ)。
- *結果説明
-
約2~3週間後
医師より直接結果をお伝えします。
-
- 〈 陰性 〉*検査終了
-
対象疾患の可能性は極めて低いため、
通常の妊婦健診を継続します。
- 〈 陽性 〉*フォロー・確定診断
-
医師による再カウンセリング
ご希望に応じて当院で確定羊水検査を実施(妊娠16週頃)。
クアトロテスト(母体血清マーカー検査)
お母さんの血液中の4つの成分を測定し、赤ちゃんが対象疾患である確率(例:1/1500など)を算出する検査です。
- 特徴
- 費用を18,000円と低く抑えられる一方、結果は「白黒」ではなく「確率」として示されるため、判定の解釈について事前の理解が必要です。
羊水検査(確定的検査)
超音波で確認しながらお母さんのお腹に細い針を刺し、採取した羊水中の細胞から染色体を直接調べる検査です。
- 特徴
- 結果は確率ではなく「確定診断」です。ほぼ100%の精度で診断がつきます。
- 知っておくべき限界
- 子宮内に針を進めるため、約0.3%(300人に1人程度)の確率で流産や破水などの手技に伴うリスクが存在します。
よくある質問
- 検査を受けるべきか迷っています。全員が受ける検査ですか?
- 受ける必要はまったくありません。赤ちゃんの状態をあらかじめ把握して準備を進めたい方、あるいは不安を解消したい方のための選択肢です。
- いつまでに決めればいいですか?
- NIPTは妊娠10~15週頃に行います。受検後の万が一の確定検査やその後のスケジュールを考慮すると、妊娠10週頃までにご相談いただくことをおすすめいたします。
- 一人でカウンセリングや採血に行ってもいいですか?
- 当院は日本医学会の認可施設基準を遵守しているため、遺伝カウンセリングおよび結果説明は、原則としてご夫婦(パートナー同伴)での受診をお願いしております。